サントス時代のネイマール【写真:Getty Images】
バルセロナのブラジル代表FWネイマールの古巣サントスは、FIFAに同選手の6ヶ月の活動停止を要求しているとの報道を否定した。18日付け『マルカ』が報じている。
同紙によると、サントスは公式声明で今年5月、ネイマールのバルセロナ移籍に契約違反があったとしてFIFAに仲裁を申請した事実は認めたが、その申請で同選手の活動停止に関する申請はしていないとした。
サントスは今回の件では決定権を持っておらず「ネイマールはこのクラブの英雄だ」としながらもネイマール側に悪意があったとし、税金と選手の権利に関する支払いを逃れるために公表されている以上の移籍金が動き、偽の移籍金によって被った経済的損失の回復とクラブの権利を守るために今回の行動に至ったとした。
ネイマールの移籍に関しては、スペイン、ブラジルの両国検察がすでに動いており、今後の動向が注目される。
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