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【イタリア人現地取材記】マインツで感じた“おもてなし”。日本が手本にすべきブンデス5つの魅力

text by チェーザレ・ポレンギ photo by Cesare Polenghi , Getty Images

1人のブンデスリーガーとして受け入れられるアジア人選手

【イタリア人現地取材記】マインツで感じた“おもてなし”。日本が手本にすべきブンデス5つの魅力
香川真司(左)と武藤嘉紀(右)【写真:Getty Images】

3. 偉大なブンデスリーガーとなったアジア人選手たち

 香川や武藤、パク・チュホのプレーぶりには満足することができた。もちろん我々は、アジア人であり元Jリーガーの彼らを特別な目で見ているわけだが、観客席にいたサポーターたちにとっては、彼らは単なる普通のブンデスリーガの選手でしかない。実際、ピッチ上のどの選手とも同じように声援やブーイングを受けていた。それこそが素晴らしいことだ。

 香川がこの試合で見せていたインテンシティーは特に印象的だった。集中して、よく動いて、アグレッシブで…。後半のチャンスが決まっていれば本当に完璧なパフォーマンスだっただろう。

 2015-16シーズン、日本のトッププレーヤーである香川真司を取り戻すことができた。これは大きな朗報だ。

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