わずか6分間の出番に終わった本田圭佑【写真:Getty Images】
【トリノ 1-1 ミラン セリエA第8節】
イタリア・セリエA第8節が現地時間の17日に行なわれ、日本代表FW本田圭佑が所属するミランはアウェイでトリノと対戦した。
ジェノア戦、ナポリ戦の連敗を受け、シニシャ・ミハイロビッチ監督はシステムを4-3-1-2から4-3-3に変更。右ウイングにFWチェルチが入り、左ウイングにはMFボナベントゥーラが置かれた。クラブへの批判が話題となった本田はベンチスタートとなる。
ピッチをバランスよくカバーするミランは第7節終了時点で5位につけるトリノ相手に試合を支配する。24分にはモントリーボがドリブル突破からミドルシュートを放つも、ここはGKパデッリがファインセーブをみせる。
続く31分にもボナベントゥーラがチャンスを演出する。ゴール前でFKを得ると、直接狙ったシュートは惜しくもゴール左のサイドネットに外れた。
後半に入り得点がほしいミランはL・アドリアーノに替えてFWバッカを投入する。すると、63分にエースが早速結果をだす。左サイドでボナベントゥーラのパスから抜けだしたベルトラッチがクロスを放つと、ゴール前でフリーで待っていたバッカへ。これを豪快にゴールに叩き込んだ。
しかし、この日のミランもリードを守り切ることはできなかった。失点からギアをあげたトリノが攻め立てると、途中出場のFWベロッティの落としに反応したMFバゼッリがニアを打ち抜き1-1と同点に追いつく。
その後もトリノに攻めこまれたミランだったが、なんとか持ちこたえて1-1で試合終了。布陣変更も勝利を手にすることはできなかった。本田は88分にチェルチに替わって途中出場を果たしている。
【得点者】
63分 0-1 バッカ(ミラン)
73分 1-1 バゼッリ(トリノ)
【了】