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湘南GK秋元、相手の猛攻にも動じず「いいボールが入ってくることはわかっていた」

text by 編集部 photo by Dan Orlowitz

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秋元陽太【写真:ダン・オロウィッツ】

 明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節が17日に行われ、湘南ベルマーレはFC東京に2-1で勝利した。

 ホームで勝利の欲しいFC東京は同点、逆転を狙って相手ゴールに迫っていった。そこに立ちはだかったのが湘南のGK秋元陽太だった。

 FC東京の武器であるクロスには万全の態勢で臨んだ。「(太田)宏介がいいクロスを上げるのはわかっていた。そういう意識があったからこそ守れた」と、守護神はチーム全体の守備を称賛した。

 試合開始10分でアンドレ・バイアが負傷し、島村毅が急遽出場するという不測の事態もあったが、秋元は動じなかった。

「島さんは落ち着いて入れていたので、問題なくやれた。島さんは僕よりも経験豊富。裏に出てきたボールの判断だけしっかりコーチングすることを意識しました」

 終盤には猛攻を受けることになったが、「今週準備してきたので、その成果が出て良かった」という。「いいボールが入ってくることも、中に強い選手がいることもわかっていた」からこそ、どんなボールにも身体が反応した。弾くべきところ、キャッチすべきところの選択が完璧だったのは、そうした準備の賜物だろう。

 6試合ぶりの勝利掴んだ湘南だが、秋元は間違いなく立役者の一人だった。

【了】

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