FIFAが移籍問題の調査に乗り出したネイマール【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)がネイマール移籍問題の調査に乗り出した。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
調査が進められているのは、ネイマールのサントスからバルセロナへの移籍だ。15日、サントスはこの2013年の取引について脱税の疑いがあるとしてFIFAにネイマールを半年間の活動禁止にするよう要求していた。
これまでネイマールの移籍問題についてはサントスから継続的にバルセロナに対して訴えが挙がっていたが、バルセロナは一貫して問題を否定していた。これにより今回、第三者機関であるFIFAに調査の要求が渡った形だ。
本件はサントスだけでなくネイマールの保有権40%を所有していたブラジルの投資ファンド「DIS」も声を挙げており、偽契約による詐欺行為が行われたとしてバルセロナを告訴している。長きに渡って問題が解決していないが、FIFAの調査によって進展はみられるのだろうか。
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