丸山祐市【写真:Getty Images】
FC東京は16日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節・湘南ベルマーレ戦に向けて非公開練習を行った。
CBの一角を担う丸山祐市にとって、湘南は2014年シーズンを過ごした古巣である。
1stステージの対戦では出場機会がなかったが、ヤマザキナビスコ杯では90分間プレーした。丸山は「次のリーグ戦ではスタメンで出たいと思っていた」と話す。待ち望んだ機会がいよいよ訪れることになる。
「個人としては特別な感情はもちろんあるし、モチベーションも必然と上がってくる」と意気込むが、「いつも通りのプレーをしっかりできれば」と冷静に戦う意思を示した。
残り4試合で年間3位の座をキープしている。チャンピオンシップ進出のためにも、まずはここは死守したい。前節はサンフレッチェ広島との上位対決を制した。敵地で奪ったこの勝ち点3は大きな価値があり、だからこそ「今回の湘南戦に負けてしまったら無駄になってしまう」と気を引き締めた。
2ndステージでもFC東京は首位と勝ち点差4の3位につける。「優勝争いをここからしていくためにも、間違いなく勝たなくちゃいけない」。丸山は強い気持ちで古巣との対戦を迎える。
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