【スペイン】元レアル・マドリー主将のラウール、引退を表明
現役引退を表明したラウール・ゴンザレス【写真:Getty Images】
レアル・マドリーで長年キャプテンを務めたラウール・ゴンザレスは16日、現役を引退することを表明した。
1994年にマドリーの下部組織からトップチームに昇格すると、2010年に退団するまで16年間に渡ってマドリー一筋でプレーした。マドリーではチャンピオンズリーグ(CL)を3度、リーガエスパニョーラを6度、国王杯を4度優勝するなど輝かしい功績を残している。
また、マドリー史上最多得点となる323得点を決めている。今月1日のCLマルメ戦でクリスティアーノ・ロナウドがラウールの通算得点記録に並んだが、同選手はこれ以降ゴールがなく、現時点では破られていない。
マドリー退団後はシャルケに移籍し、日本代表DF内田篤人と共にプレー。2シーズンの在籍だったが、2010/11シーズンにはDFBポカール優勝をもたらしている。
その後はカタールのアル・サッドを経て2014年8月にアメリカのニューヨーク・コスモスへ加入した。
まさにマドリー史上に残る偉大なレジェンドだったラウールだが、今季終了後の11月には21年間のキャリアに幕を下ろす。
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