マインツ時代を語るトゥヘル監督【写真:Getty Images】
ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督が、16日に行われるマインツ戦に向けて意気込みとマインツ時代を振り返った。16日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。
トゥヘル監督は昨季までマインツを率いていた。日本代表FW岡崎慎司を指導した経験を持ち、現在のマインツにはトゥヘル監督の教え子が数多く在籍している。
思い出深いチームとの対戦となるが、トゥヘル監督は「非常に柔軟性があり、よく走り、ハードワークをいとわず、戦術的によく鍛えられたチームだ。マインツで戦うことがどれほど厳しいことか、か誰もがわかっている」と語り、気を引き締めているようだ。
また、一方で「マインツでは6年間指揮を執り、その後も1年間暮らしたので、自分にとって第2の故郷のようなものだ。2人の子供もマインツで生まれ、マインツで家庭を築いた。結果の上でもプロとしても、その間に成長できた」とコメントし、マインツで過ごした期間がとても充実していたことを明らかにしている。
マインツには日本代表FW武藤嘉紀が所属しており、ドルトムントの日本代表MF香川真司との日本人対決となる予定だ。トゥヘル監督はマインツのことをよく知っているが、今季は新たに新戦力を加え去年とは一味違ったチームへと変貌を遂げている。果たして、どのような戦いが展開されるのだろうか。
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