資格停止処分を受けているUEFAのプラティニ会長【写真:Getty Images】
欧州サッカー連盟(UEFA)は15日、FIFA(国際サッカー連盟)の副会長も務めるミシェル・プラティニ会長が倫理委員会から90日間の資格停止処分を受けたことにより緊急会議を開くようだ。15日に英局『スカイニュース』が報じている。
同局によると、UEFAはプラティニ会長を支持するかどうか、そしてFIFA会長選挙の延期を求めるかどうかについての緊急会議を行うとのこと。汚職事件がUEFAの会長を務めるプラティニ氏にも波及していることから、UEFA内でも動揺が生じているようだ。
プラティニ会長はFIFAのゼップ・ブラッター会長からの贈賄容疑でスイス当局から告訴されており、FIFAの倫理委員会からも調査を受けていた。プラティニ会長も一連の汚職に関与したと調査で明らかになったことで、今回の資格停止に至っている。
なお、この処分は最大45日間延長が可能となっているため、プラティニ会長の来年2月26日に行われるFIFA新会長選挙への出馬は現時点で不可能となっていた。果たして、UEFAはどのような決断を下すのだろうか。
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