罰金と入場禁止処分を受けたジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
イングランドサッカー協会(FA)は14日、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が3日に行われたサウサンプトン戦で不適切な発言をした問題で、同監督に対して罰金と入場禁止処分を科したことを発表した。
問題となっているのは、1-1で迎えた57分にチェルシーのラダメル・ファルカオがペナルティエリア内で倒されたシーンがある。しかし、PKを与えられることはなく、シミュレーションの判定でファルカオにイエローカードが提示されていた。
試合後にインタビューに答えたモウリーニョ監督は「審判はチェルシーに対して有利な判定を下すことを恐れている。それを明確にする必要があるだろう」と審判を侮辱する発言をし、さらに「FAが私を罰したいなら罰せばいい。私にとっては問題ではないがね」と、FAに対しても言及していた。
この不適切な発言を重く見たFAは、モウリーニョ監督に対して5万ポンド(約920万円)の罰金と1試合のスタジアム入場禁止処分を命じている。また、2016年10月13日までに同様の行為を引き起こした場合も、入場禁止処分がすぐに実施されることになるようだ。チェルシーは17日にアストン・ヴィラとホームで対戦する。
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