リーガエスパニョーラに復帰する可能性があるFWダビド・ビジャ【写真:Getty Images】
メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティに所属する元スペイン代表FWダビド・ビジャが、リーガエスパニョーラに復帰する可能性があるようだ。14日にスペイン紙『スポルト』が報じている。
NYシティは現在、イースタン・カンファレンスで8位につけている。MLSは東西2つにリーグが分かれており、それぞれ上位3位のチームはリーグ戦の日程終了後にプレーオフに参加する。また、4位と5位のチームはワイルドカードプレーオフを行い、勝利した方がプレーオフに出場できることになっていた。
しかし、NYシティは残り試合を全勝したとしても、自力でのプレーオフ出場権獲得は難しい状況となっている。ビジャによると、プレーオフ進出の可能性が厳しくなったあたりから連絡を受けているようだ。
「プレーオフ進出が難しくなった頃から、いろいろな所から連絡をもらっているよ。直接聞いたわけではないが、おそらくレンタル移籍についてだと思う」
同紙によると、連絡をいれているクラブの1つは古巣のバルセロナであり、期限付き移籍での獲得を検討しているようだ。ビジャは2010年7月にバレンシアからバルセロナに移籍し、3シーズン在籍していた。
MLSではプレーオフに進出しない場合、10月末にシーズンが終了し、開幕は来年3月頃となる。そのため、およそ5ヶ月間のブランクが空くことになる。過去には、ティエリ・アンリ氏(ニューヨーク・レッドブルズ→アーセナル)や、クリント・デンプシー(シアトル・サンダース→フルハム)らがオフ期間を利用して短期のレンタル移籍を利用していた。
2013/2014シーズンを最後にリーガエスパニョーラを離れたビジャだが、来年にも再びスペインに戻ってくる可能性があるかもしれない。
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