NYコスモスが現役最後のクラブに【写真:Getty Images】
現在アメリカのNASL(2部相当)ニューヨーク・コスモスでプレーする元スペイン代表FWラウール・ゴンザレスが、来月のシーズン終了とともに現役を引退する意向であることがわかった。スペイン紙『アス』が報じている。
38歳のラウールは今季26試合に出場して7得点を挙げるなど健在ぶりをアピールしていたが、年齢からくる衰えで日々のトレーニングをこなしてトップコンディションを維持するのが難しくなってきたうえ、マドリードに住む家族に関する個人的な理由で引退を決めたようだ。
同紙によればすでにラウールからNYコスモスのフロントやコーチングスタッフに引退の意思が伝えられており、本人の考えを尊重して引き止めなどは行われず、今後は将来的なマドリー帰還に向けてNYコスモスのアカデミーで指導者としてのキャリアを開始する見込みとなっている。
リーガ・エスパニョーラ優勝6回に3度のチャンピオンズリーグ制覇、レアル・マドリーでの741試合出場や歴代最多得点など、記憶と記録に残る名ストライカーがついにスパイクを脱ぐ。
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