レアル・マドリーのデニス・チェリシェフ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのMFデニス・チェリシェフにロシア1部のCSKAモスクワが興味を示しているようだ。スペイン紙『アス』が報じた。
昨季までセビージャやビジャレアルへ武者修行に出ていたが、今季はマドリーでのポジション争いに挑むことを決意して残留していた。しかし出場機会は少ない。
チェリシェフをCSKAモスクワとロシア代表を兼任するレオニド・スルツキ監督が高く評価しており、リーガ・エスパニョーラでの経験豊富なアタッカーにアプローチをかけていると見られる。
1990年にロシアのニジニ・ノヴゴロドで生まれたチェリシェフだが、現在セビージャのアシスタントコーチを務める元ロシア代表の父ディミトリが当時プレーしていたスポルティング・ヒホンの下部組織でサッカーを始めて以降スペインで育成されており、ロシア国内でのプレー経験はない。
チェリシェフは出場機会の少ない現状を変えるために初の”国外移籍”を決断するだろうか。今のままではロシア代表での存在感も希薄のままキャリアを好転させるのは難しいかもしれない。
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