5.カルロス・ケイロス
カルロス・ケイロス【写真:Getty Images】
今回のイラン代表で、最も警戒すべき人物かもしれない。1997年には名古屋グランパスの監督として指揮を執り、サー・アレックス・ファーガソン監督(当時)の右腕としてマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチを務めた。3度のプレミアリーグ優勝に加え、2007/08シーズンのチャンピオンズリーグ優勝にも貢献している。
レアル・マドリーでも監督を務め、2010年南アフリカW杯では母国ポルトガルを率いてベスト16まで進出した。イラン代表監督には2011年に就任。2010年南アフリカW杯を逃したイランだったが、世界的名将のもとブラジルW杯出場権を獲得。イランには守備を中心として改革を進め、就任して39試合で26失点と結果も出始めている。
日本と世界を知る名将の存在は、日本代表にとって最大の脅威となりそうだ。
【了】