ベイル(右)と予選突破を喜び合うラムジー(左)【写真:Getty Images】
ウェールズ代表は10日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦に0-2で敗れたが、他会場の結果によって来年のEURO本大会への切符をつかみ取った。同国にとって1958年のW杯以来57年ぶりの主要国際大会出場に歓喜が巻き起こっている。
中心として予選を通じてチームをけん引したアーロン・ラムジーは試合後、英『スカイ・スポーツ』に対し「ウェールズ・フットボール界にとってとんでもなく素晴らしい瞬間」と喜びを語っている。
「驚くべき歴史を作り上げた。僕らはついにメジャートーナメントに到達したんだ。しばらく興奮は収まらないね。個人的にもすべてのチームメイトのためにも本当に誇りに思っている。この国に関係するすべての人々のため、ついに行けるんだよ」
チームの傑出した団結がEURO予選突破をもたらしたと考えるラムジーは「ウェールズをメジャートーナメントに連れていくのが僕の夢だった。他の選手たちも同じ夢を持っていたし、僕らはついに成し遂げた。夢が叶ったんだ。最高の気分だよ」と、母国の代表チームで成し遂げた悲願に喜びを爆発させている。
次の目標はEURO本大会に爪痕を残すことだ。ラムジーだけでなく、ガレス・ベイルをはじめとしたスター揃いのウェールズ代表はフランスで旋風を巻き起こすことはできるだろうか。
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