槙野智章【写真:Getty Images】
日本代表は10日、イランとの親善試合に備えてテヘランで練習を行った。
シリア戦を90分戦った槙野智章は、イランの印象について「気温差はかなりありますし、標高の部分でも高いですから、前のゲームとは全く異なる環境かなと思っています」と、新しい環境に適応していく必要性を説いた。
FIFAランキングでは、日本の55位に対してイランは39位とアジア最高位。このランキングがそのまま実力差を反映しているわけではないが、イランが手強い相手なのは事実だ。
そんな強豪との対戦について槙野は「8万人の大サポーターの後押しもあるってことを聞いています。非常に日本にとっては難しい状況の中での1戦になる。非常にやりがいのある相手と、やりがいのある環境でできる」とアウェイでの対戦を楽しみにしている。
シリア戦の前半は相手の勢いを受ける形となり、得点も後半まで待たなければならなかった。ミーティングでは「ボールの動かしの部分と、選手の流動的な部分の修正っていうのはしている」と槙野。相手のレベルは上がるが、前の試合で出た課題はクリアにして臨みたいところだ。
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