「モウリーニョは選手に敬意を払うべき」
――選手たちはいつもモウリーニョのために全てを尽くすように感じているが、彼らは今年は無気力なのだろうか?
正直に言って、彼らは監督に敵意を抱いているように見える。彼は選手たちに対して敬意を払っていないと思う。ある特定のやり方で話しをして、選手たちはそれを好んでいないように僕は考えている。
時には、選手たちに手荒いやり方でやる気にさせることも必要だが、彼らを励ますことも必要だ。しかし、彼はそれをしていない。選手たちを叩きのめすことをしてはならない。彼らをどのように使うかを学ばなければならないはずだ。
それだから、世界で最も有能な監督たちは成功している。トップチームでなくとも、ただ新しい選手を連れてくることは可能だ。しかし、クロップ、ベンゲルといった監督たちは、選手たちをどのように使うのかを知っている。彼らはただ外へ出て、6000万ユーロというお金を使わない。
モウリーニョは、新たな選手を獲得する代わりに選手を指導する立場にいる監督だったとは思わない。
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