ブラジルはチリに敗戦、アルゼンチンはアグエロが負傷【写真:Getty Images】
現地時間8日、各地でロシアW杯南米予選の第1節が行われた。
ブラジル代表は、今年6月から7月にかけて開催されたコパ・アメリカで99年ぶりの南米王者となったチリとアウェイで対戦。コッパ・アメリカでの退場処分による出場停止で主将ネイマール(バルセロナ)を欠くブラジルだが、0-2と完封負けを喫した。
前半をスコアレスで折り返すが、72分にセットプレーから最後はエドゥアルド・バルガス(ホッフェンハイム)に決められ、試合終了間際の88分にもアレクシス・サンチェス(アーセナル)にダメ押しゴールを許した。
また、ブラジルと同じくエースを欠いたアルゼンチンもエクアドルにホームで敗れて黒星発進。負傷したリオネル・メッシ(バルセロナ)に代わり、セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)が背番号10を背負うも、試合開始直後にハプニングに見舞われる。
ロングボールを追った際に足の筋肉を痛め、24分にカルロス・テベス(ボカ・ジュニオルス)と交代となった。
試合も81分にフリクソン・エラーソ(グレミオ)、82分にフェリペ・カイセド(エスパニョール)に立て続けに決められ、0-2で敗戦した。
次節、ブラジルはホームでベネズエラと、アルゼンチンはアウェーでパラグアイとそれぞれ13日に対戦する。
10ヶ国が参加している南米予選は、上位4ヶ国がW杯出場権を獲得し、5位がオセアニア首位とのプレーオフに回る。
W杯南米予選第1節の結果は以下の通り。
チリ 2-0 ブラジル
アルゼンチン 0-2 エクアドル
コロンビア 2-0 ペルー
ボリビア 0-2 ウルグアイ
ベネズエラ 0-1 パラグアイ
【了】