リバプールの監督に就任したユルゲン・クロップ氏【写真:Getty Images】
リバプールは8日、ユルゲン・クロップ氏が新監督に就任することで合意に達したことをオフィシャルサイトで発表した。
現地時間4日のエバートン戦後に、リバプールはブレンダン・ロジャース監督の解任を決断。後任を探していたが、当初より噂されていたクロップ氏が就任することとなった。
クロップ氏はマインツから2008年7月にドルトムントの監督に就任。13位と低迷していたチームを6位に押し上げると、2011/12と2012/13シーズンのブンデスリーガ2連覇、20011/12シーズンのDFBポカール(ドイツ杯)優勝を達成。2012/13シーズンにはチャンピオンズリーグ(CL)決勝に導くなど、ドルトムントの黄金期を創り上げてきた。
しかし、昨季のリーグ戦前半戦で一時は最下位に沈むなど低迷したことから、シーズン限りでの退任を発表し、今季はフリーとなっていた。
リバプールは現地時間8日朝、クロップ新監督の就任会見を行う。クロップ体制の初戦は17日にアウェイで行われるトッテナム戦となる。サッカー界きっての名将招聘により、リバプールは上位争いへと加わることができるだろうか。
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