長友佑都【写真:Getty Images】
インテルのロベルト・マンチーニ監督は、冬の移籍市場でチームの戦力にならない4選手の放出を決めたようだ。伊『スポーツメディアセット』が報じた。
指揮官から退団を容認されたのは今季新加入のアデム・リャイッチとマルティン・モントーヤ、そして夏も放出候補だったダニーロ・ダンブロージオと長友佑都の4人だ。
ローマからのレンタルで獲得したリャイッチは完全買い取りに1100万ユーロ(約15億円)かかると見られているが、その価値に見合う活躍を見せているとは言えず、すでにマンチーニ監督の構想外に近い状態となっている。
バルセロナから鳴り物入りで加入したモントーヤはイタリアのサッカーに馴染めず、ほとんど出番を与えられていない。スペイン代表歴もある実力者として期待されたが、完全に余剰戦力として扱われている。
また、ダンブロージオと長友も出場機会はほとんどなく、マンチーニ監督の視界には入っていない。インテルとしては19歳のアサヌ・ニュクリと、まもなく18歳を迎えるフェデリコ・ディマルコにトップチームでの経験を積ませる方向で、代表クラスの実力者であろうともチームに順応できなれば放出というスタンスだ。
今年1月の加入当初からマンチーニ監督のお気に入りとされてきたマルセロ・ブロゾビッチもパフォーマンスが向上しなければ売却される可能性が浮上し、冬に陣容の大幅な刷新が見込まれている。
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