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元細貝同僚DF、引退からわずか1年で母国サッカー協会会長に就任

text by 編集部 photo by Getty Images

元細貝同僚DF、引退からわずか1年で母国サッカー協会会長に就任
H・ベルリン時代のレバン・コビアシビリ氏【写真:Getty Images】

 ジョージアサッカー協会は4日、元同国代表DFレバン・コビアシビリ氏の会長就任を発表した。

 コビアシビリ氏は1977年生まれの38歳で、ジョージア代表100キャップを誇るレジェンド的存在。現役を退く直前の一昨季はヘルタ・ベルリンで日本代表MF細貝萌とチームメイトだった。

 シャルケやフライブルクにも在籍し、10年以上ドイツで活躍した同氏は現役引退からわずか1年にもかかわらず母国のサッカー協会会長まで上り詰めた。

 だがヘルタ在籍時の2012年、フォルトゥナ・デュッセルドルフとのブンデスリーガ1部2部入れ替え戦で主審のヴォルフガング・シュタルク氏を殴打し、1年間の出場停止処分(のちに半年間に軽減)を科されるなど問題もあった。

 ジョージアではミランなどでプレーした同国の伝説的DFカハ・カラーゼ氏が2012年の現役引退直後から政治家に転身し、総選挙で国会議員に当選すると、同年10月には次期内閣の副首相に任命され現在も同職を務めている。

 エネルギー関連事業を展開するビジネスマンにして副首相でもあるカラーゼ氏に加え、1歳上のコビアシビリ氏もサッカー界の要職に就いた。今後もジョージアではサッカー選手から社会的地位の高い要職に転身する例が見られるかもしれない。

【了】

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