バイエルンの攻めの上手さを認めるDFマッツ・フンメルス【写真:Getty Images】
ドルトムントに所属するドイツ代表で主将のDFマッツ・フンメルスが、1-5で大敗したバイエルン・ミュンヘン戦を振り返った。4日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。
ドルトムントはバイエルンのホームに乗り込んで対戦した。26分にDF裏に抜け出したトーマス・ミュラーに先制点を奪われ、続く35分にもPKから失点する。しかし、直後の36分にパスワークから相手守備陣を翻弄しピエール=エメリク・オーバメヤンが1点を返すことに成功した。
後半に入り反撃ムードにでたいドルトムントだったが、後半開始直後にロベルト・レバンドフスキに3点目を許すと、その後も失点を重ね1-5で大敗することになる。フンメルスはバイエルン戦を振り返って、弱点を上手く突かれたと感じたことを明かした。
「最初はとても高いレベルで、良いバランスが取れていたと思う。でも3失点目をした後、僕たちは落ち着きがなくなってしまった。バイエルンは相手の弱点を上手く突くことができる素晴らしいチームだよ」
ドルトムントはDFラインを一定の高さまで上げるも、その裏を突くロングボールで2失点するなど簡単に相手にゴールを与えてしまった。バイエルン戦の敗戦により今季リーグ戦初黒星となったドルトムントは、16日に日本代表FW武藤嘉紀が所属するマインツと対戦する。
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