バイエルン戦で敗戦し落胆するトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】
ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘル監督が、4日に行われたバイエルン・ミュンヘン戦で大敗したことについて悔しさを口にした。4日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。
首位バイエルンと2位ドルトムントの直接対決がバイエルンのホームで行われた。前半開始直後はチャンスを作っていたドルトムントだが、徐々にバイエルンに主導権が移ると26分にDF裏に抜け出したトーマス・ミュラーに先制点を決められてしまう。35分にもPKから2点目を許したドルトムントだが、直後の36分にはピエール=エメリク・オーバメヤンが1点を返した。
しかし、後半開始直後にロングボールをドルトムント守備陣が処理しきれず、ロベルト・レバンドフスキに3点目を決められてしまった。その後も失点を続けたドルトムントは最終的に1-5で大敗している。トゥヘル監督は、失点した場面を振り返り反省の弁を述べた。
「最初の時間帯はとても上手くやれていたと思う。ただ非常に不注意が多かった。特に3失点目は、40メートル離れた距離から10人の選手を超えて、対応が遅れてしまった。あまりにも簡単にやられてしまったね」
バイエルンのDFジェローム・ボアテングが絶妙なタイミングでロングボールを前線に送り何度もチャンスを作り出していた。その対応の甘さと、準備不足が失点につながったのかもしれない。
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