アシスタントのブバッチ氏(左)とドルトムント時代のクロップ監督(右)【写真:Getty Images】
リバプールは4日のエバートン戦終了から約3時間後、ブレンダン・ロジャース監督の解任を発表した。
それよりも前、現地4日朝にボスニア・ヘルツェゴビナ紙『プラウダ』が、同国出身のゼリコ・ブバッチ氏がリバプールへ渡ると報じた。同氏はマインツ時代からユルゲン・クロップ氏の右腕的存在としてアシスタントコーチを務め、ドルトムントでも7年間ともに仕事をしていた。
また、リバプールはすでにクロップ氏とも合意に至っており、アシスタントコーチとセットで近日中に監督就任が発表される可能性がある。
英『BBC』によれば、ロジャース監督の解任はエバートン戦前からすでに決まっており、水面下で後任探しが進んでいたようだ。前出のボスニア紙の報道が正しければ、クロップ氏のリバプール監督就任は秒読みと言ってよさそうだ。
他の候補には前レアル・マドリー監督のカルロ・アンチェロッティ氏と、現在アヤックスを率いるフランク・デ・ブール監督の名前も挙がっていたが、ここにきてクロップ氏が最有力候補になっている。
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