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名古屋GK楢崎、プロ21年目で前人未到のJ1通算600試合出場を達成

text by 編集部 photo by Getty Images

名古屋GK楢崎、プロ21年目で前人未到のJ1通算600試合出場を達成
名古屋グランパスの楢崎正剛【写真:Getty Images】

 名古屋グランパスの元日本代表GK楢崎正剛が前人未到の大記録を達成した。3日の明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節柏レイソル戦に先発した楢崎は、Jリーグ通算600試合出場を果たしている。

 奈良育英高校から1995年に横浜フリューゲルス(当時)に入団した楢崎は、ルーキーイヤーのJリーグNICOSシリーズ第2節ベルマーレ平塚(現湘南ベルマーレ)戦でプロデビューを果たすと、1年目から23試合に出場した。

 翌年には日本代表に初選出され、1998年のフランスW杯から2010年の南アフリカW杯まで4大会連続で出場し、A代表通算77試合に出場している。

 クラブレベルでは1998年度限りで消滅した横浜Fから名古屋グランパスに移籍し、プロキャリア21年連続で20試合以上に出場するなど継続してJリーグをけん引してきた。名古屋では入団以降常にレギュラーポジションを守り続けて17年目を迎えている。

 来年には40歳を迎える楢崎だが、依然日本トップクラスの実力を保ち続けている。自身の出場記録をどこまで伸ばせるか。J1通算700試合出場には最低3年が必要だが、達成すれば伝説として新たな歴史の扉を開くことになるだろう。

【了】

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