サイドを広く使わずとも、シュートへ持ち込める傾向
先述のデータからも分かる通り、ボールを奪ってからシュートまでの平均時間は昨季より早まった。同攻撃時においてのサイド幅を算出したところ、昨季ボール奪取からシュートに至ったプレーで、サイド幅を50メートル以上使用した攻撃は68回で全体の31.6%。これは昨季のリーグ内で2番目に高い割合だったが、今季は20.7%となり、リーグ内で7番目の割合となった。サイドを広く使わずとも、シュートへ持ち込める傾向が表れている。
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