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FC東京の前田、同年代の点取り屋たちには「負けたくないけど、意識はしない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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前田遼一【写真:Getty Images】

 FC東京は1日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第13節・サンフレッチェ広島戦に向けて練習を行った。

 ここ3試合で4ゴールを奪っている前田遼一は、周囲とのコンビネーションについて「よく見てくれますし、やりやすいです」と信頼を明かした。チームとしては得点数が伸び悩んでいる印象だが、前田自身は確実にネットを揺らしている。周囲との息がさらに合っていけば、勝利にも繋がっていくだろう。

 だが、年間2位と3位の上位対決に勝ちたいのは広島も同じだ。前田はそんな相手について「(佐藤)寿人や途中から出てくる浅野選手。青山(敏弘)選手も凄くいいパスを出す。注意しないといけない選手がたくさんいる」と称賛し、気を引き締める。

 J1通算ゴールランキングでは佐藤が2位、大久保嘉人が3位と前田と同世代の選手が得点を奪い続けている。そして、その頂点には磐田時代の先輩である中山雅史がいる。

 現在146点で5位につける前田は「負けたくないという気持ちも、追いつきたいという気持ちもある」と話す。だが、「変に意識することはない」と続けた。ライバルの動向を気にすることなく、FC東京を勝利に導くためのゴールを狙うつもりだ。

【了】

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