アンドレア・ラノッキア【写真:Getty Images】
インテルでロベルト・マンチーニ監督の信頼を失ったイタリア代表DFアンドレア・ラノッキアが、冬に宿敵ミランへ移籍する可能性があるようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
今季は新加入のミランダとジェイソン・ムリージョのコンビが定着しているインテルの最終ラインだが、2人のうち1人が負傷欠場した際の代役にはボランチのガリー・メデルを一列下げる選択がなされた。
つまり現状はCBの4番手以下という評価で、ラノッキア自身は来年のEURO出場のためにもプレー時間の確保を求めている。
そこで獲得に乗り出すと見られているのは同じ街のライバルであるミランだ。伊『カルチョメルカート.com』などの報道によれば、冬野移籍市場でDFフィリップ・メクセスのフィオレンティーナ移籍が濃厚となり、代役を探している。
ミランはラノッキアを期限付き移籍で獲得し、アレッシオ・ロマニョーリやクリスティアン・サパタらとのポジション争いに挑ませる構えだ。サパタは相変わらず致命的なミスを連発しており、シニシャ・ミハイロビッチ監督からの信頼は確固たるものではない。
ラノッキアが“赤と黒”のユニフォームをまとってサン・シーロのピッチに立つ日は来るのだろうか。同選手にはイングランドからの関心も伝えられており、去就に注目が集まる。
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