チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガム・シティが29日、今夏にドルトムントを退団した19歳のDFエマヌエル・ムベンデ加入を発表した。契約期間は1年間で2016年6月までとなっている。
退団後はバーミンガムの練習に参加し、加入に向けたアピールを続けていた。ドルトムントでは下部組織に所属し、昨季はUEFAユースリーグで3試合に出場していた。トップチームデビューは叶わなかったものの、196cmと長身の恵まれた体型を持っている。
バーミンガムのギャリー・ローウェット監督はオフィシャルサイトを通じて「恐らく、彼は長期的に見て潜在的に優れたセンターバックになると思う。我々は彼がプレーする姿を楽しみにしているし、彼はドルトムントの伝統的な血を受け継いでいると思うよ」と語り、同選手に期待を寄せていることを明かした。
バーミンガムは第9節が終了した時点で5位につけており、プレミアリーグ昇格に向けてまずまずのスタートを切っている。ムベンデはドルトムントの下部組織で培った経験を元に、チームの昇格に貢献できるようなプレーをしたいところだろう。
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