4.崩壊した守備陣
バルサはセルタ戦で1-4の大敗を喫した【写真:Getty Images】
“MSN”トリオの圧倒的な攻撃力が目立つバルサだが、昨季の三冠を支えたのは強固な守備も要因のひとつである。しかし、昨季リーグ最小となる21失点でシーズンを終えた守備陣が今季は崩壊。
セビージャとのUEFAスーパーカップでは攻撃陣の爆発により5得点を奪って勝利したものの4失点。ビルバオとのスーペル・コパ2ndレグでは0-4、リーガ第5節のセルタ戦も1-4で敗戦するなど、今季だけですでに3度も4失点を喫している。
今季はここまでリーグ6戦で7失点。昨季の7失点目は第14節だったことからも、守備の凋落ぶりが伺える。守備の要であるジェラール・ピケ、ブラーボに代わってゴールマウスを守るマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンらにミスが目立ち、必要以上にゴールを許してしまっている。
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