1.補強禁止処分を下されたバルサ。選手層の薄さに頭抱える
この夏に獲得したアルダ・トゥラン(左)とアレイクス・ビダル(右)【写真:Getty Images】
今年1月、バルサは未成年選手の登録と移籍の過程で規約違反があったとしてFIFAから移籍禁止処分を下された。この夏にはセビージャからアレイクス・ビダル、アトレティコ・マドリーからアルダ・トゥランを獲得したものの、新戦力を起用できるのは2016年1月からだ。
「選手の登録禁止期間は今夏までだ」という主張のもとFIFAにA・トゥランの選手登録を懇願したが、これも棄却。
これにより、バルサは昨季のチャンピオンズリーグ(CL)優勝メンバーからシャビ・エルナンデス、ペドロ・ロドリゲスらを除いたスカッドでシーズンの半分を戦うこととなった。
負傷者が出ようと、出場停止があろうと、バルサは昨季の三冠達成チームから薄くなった選手層でやり繰りすることを強いられている。
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