改修計画を発表したセレッソ大阪【写真:Getty Images】
明治安田生命J2リーグのセレッソ大阪は29日、本拠地であるキンチョウスタジアムの改修計画を発表した。
地域やサポーター、スポンサーやクラブなどの結びつきを深めるため、キンチョウスタジアムを改修し「育成型複合スタジアム」にするようだ。収容人数を現在の1万9628人から4万人に規模を拡大し、改修費用は約50億円を想定しているとのこと。2017年頃から着工し、2019年から2020年の間に完成を目指すとしている。
主な改修場所はアウェイゴール裏とバックスタンドで、ホームゴール裏とメインスタンドはそのまま活用するようだ。ゆくゆくは、メインスタンドの改修も視野に入れている。
C大阪はスタジアムを改修する上で「クラブの成長に合わせた段階的改修」、「日本一の親近感溢れるスタジアム」、「地域のための都市型スタジアム」、「地域参加型のスタジアム造り」という4つのポイントを挙げている。
さらに「セレッソの森 スタジアム構想」と銘打って、自然と調和したスタジアム造りを目指す。近隣クラブのガンバ大阪も新スタジアム建設を進めており、大阪各地でサッカー熱が高まっている。
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