ルーニー(左)とシュバインシュタイガー(右)【写真:Getty Images】
今季からマンチェスター・ユナイテッドでプレーするドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーだが、“意外な問題”を抱えているようだ。29日、英紙『エクスプレス』が報じている。
長らくドイツのバイエルン・ミュンヘンでプレーした後、イングランドでのフットボールに挑戦しているシュバインシュタイガー。ユナイテッドのロッカールームについて聞かれると、「私は何が起きているかは絶対に話さないよ」と釘を打った上で、「時々、ルーニーのアクセントが理解できないんだよね」と明かした。
ルーニーはイングランド北西部のリバプール出身。同地方の方言はアイルランド訛りに強い影響を受けており、通称「Scouse(スカウス)」と呼ばれる。同じくリバプール出身のスティーブン・ジェラードがメジャーリーグサッカー(アメリカ)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍した際に、同僚が「注意深く聞かないといけない」と苦戦していることが話題となった。
ユナイテッドといえば、かつての指揮官アレックス・ファーガソン氏もスコットランド訛りで有名だ。日本代表MF香川真司が移籍した際も「監督が言っていることは全く分からない」と困惑のコメントを発している。
一口に英語といっても、様々なアクセントが存在する。今季ここまで途中出場を含めながらも全11試合に出場しているシュバインシュタイガー。順調にプレミアリーグに適応している同選手だが、最後の障壁はエースの“訛り”かもしれない?
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