チャンピオンズリーグ(CL)でプレミア勢の苦戦が続いている。グループステージ第2節が現地時間29日に行われ、アーセナル（イングランド）はホームでオリンピアコス（ギリシャ）と、チェルシー（イングランド）はアウェイでポルト（ポルトガル）と対戦した。

【アーセナル 2-3 オリンピアコス チャンピオンズリーグ グループステージ】

　初戦のディナモ・ザグレブ戦に敗北したアーセナル。前節バイエルン・ミュンヘンに3-0と大敗したオリンピアコスと対戦した。

　しかし、この日もアーセナルは先制点を奪われてしまう。33分にMFパルドにゴールを決められると、その後はシーソーゲームの展開となっていく。

　33分にFWウォルコットのゴールで同点とするも、直後の40分にGKオスピナがオウンゴールを献上してしまう。後半にも65分にFWサンチェスの得点で再び追いつくも、1分後にFWフィンボガソンに突き放された。

　結局、試合は2-3で終了。アーセナルは早くもグループステージ突破が難しい状況に追い込まれている。

【ポルト 2-1 チェルシー チャンピオンズリーグ グループステージ】

　第1節でプレミア勢唯一となる勝利を収めたチェルシー。しかし、第2節は昨季バイエルンを追い詰めたポルトに苦杯をなめた。

　39分に左サイドからMFブラヒミのドリブルで突破されると、シュートのこぼれ球をMFアンドレに決められ先制を許す。前半終了間際にMFウィリアンのFKで追いつくも、52分にDFマイコンに勝ち越し弾を決められて2-1と敗北を喫した。

　これでプレミア勢はCL6試合で1勝5敗という成績に。UEFAカントリーランキングでは4位イタリアに追い抜かれる可能性があるイングランドだが、欧州で苦戦が続いている。

【了】