今季のセリエAで最初の監督交代は昇格組のカルピとなった。同クラブは28日、ファブリツィオ・カストーリ監督を成績不振により解任すると発表した。

　就任1年目昨季、小クラブにすぎなかったカルピをセリエBで優勝させ、クラブを史上初のセリエAに導いていたが、今季は開幕から1勝もできず最下位に沈んでいる。カスットーリ監督にとってもトップリーグでの指揮は初めてだった。

　補強ではクリスティアン・ザッカルドやマルコ・ボッリエッロらを0円で獲得するなど、お金をかけずに戦力アップに成功していたが、セリエA最低クラスの予算では太刀打ちできなかった。

　なお、『スカイ』や『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などイタリアの複数メディアは後任にパレルモヤカターニャを率いた経験を持つジュセッペ・サンニーノ氏の就任が濃厚だと伝えている。

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