バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン【写真:Getty Images】
バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの今季の失点数は、すでに昨季の総失点数に追いついてしまった。27日付けの『アス』が報じた。
同紙によると、今季のリーグ戦とチャンピオンズリーグ(CL)を含めた7試合でテア・シュテーゲンが許した失点数は16。昨季は“カップ戦要員”としてCLやコパ・デル・レイなどを主戦場としていたが、総失点数は16。
わずか7試合で昨季の21試合での記録に並んでしまった。1試合失点率も2.28と、昨季記録した0.76という失点率から3倍という数字になってしまっている。
同じGKとしてかつてレアル・マドリーでプレーしたドイツ人のボド・イルクナー氏は、独メディア『スポーツ1』で、疑問視を向けられている同郷の若手GKに対し「負のスパイラルに入らないようにしなければならない」とアドバイスを送った。
必要以上に批判されているのではないか、との問いに対しては「スペインでは外国人選手に対しての批判は違うんだ。それを彼は今体験しているが、乗り越えなければならない」とを擁護した。
昨季は10試合でクリーンシートを達成したが、今季は無失点に抑えた試合はまだない。テア・シュテーゲンは次のCLレバークーゼン戦で失点を0で終え、批判を断ち切ることが出来るだろうか。
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