負傷したリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシはリーガエスパニョーラ第6節ラス・パルマス戦で左膝靭帯損傷のけがを負ってしまったが、同選手の負傷による長期欠場は2年ぶりのようだ。27日のスペイン紙『アス』が伝えている。
メッシは2013年9月28日のアルメリア戦にて右足の大腿二頭筋損傷により途中交代している。当時、メッシの離脱は1週間であったが、それから1ヶ月半後に今度は左足の大腿二頭筋を損傷し、再び約6週間離脱している。今回の怪我はそれ以来となる。
今回のメッシの怪我は、適切な処置さえすれば問題なくグラウンドに戻ってくることが出来るものである。この怪我の場合、通常は3週間ほど患部を固定し、その後は5週間のリハビリが必要である。
バルサは、およそ2ヶ月の間に渡って絶対的エースを欠いて戦わなければならない。11月22日にはレアル・マドリーとの“クラシコ”が控えており、この大一番に間に合うかどうかも微妙な状況である。
メッシの他、チリ代表GKクラウディオ・ブラーボ、ベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレン、ブラジル代表MFラフィーニャ・アルカンタラも負傷しており、補強禁止処分により冬まで新加入選手が合流できないバルサにとって、リーグ前半戦は厳しい戦いが続くことになりそうだ。
【了】