フィオレンティーナのパウロ・ソウザ監督がチームを6069日ぶりにセリエA首位に浮上させた。イタリア『フィオレンティーナ.it』が報じている。
セリエA第6節が現地時間の27日行なわれ、フィオレンティーナはアウェイでインテルとの首位決戦を戦った。5連勝で首位を走るインテルと4勝で2位に位置するフィオレンティーナの対戦となった同試合。フィオレンティーナは4得点の快勝を収め、セリエA首位に浮上している。
フィオレンティーナが最後に首位に立ったのは実に6069日ぶりとなる1999年。ジョバンニ・トラパットーニ監督が率いており、MFマヌエル・ルイ・コスタやFWガブリエル・バティストゥータが活躍していた。
今季フィオレンティーナの指揮官を務めるソウザ監督は、昨年はスイスのバーゼルを率いていた。日本代表FW柿谷曜一朗も指導している。今夏フィオレンティーナに移籍するとプレシーズンマッチではバルセロナとチェルシーを下し、ここまでセリエA序盤戦でも快進撃を続けている。
絶対王者ユベントス、ナポリ、ローマが揃って波に乗れず、ミランも低迷を続ける今季のセリエA。波乱の戦いが続くだけにフィオレンティーナにも優勝の可能性は大いに残されている。ソウザ監督は1969年以来となるスクデット(リーグ優勝)をクラブにもたらすことはできるのだろうか。
【了】