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ユーベ、早くも今季3敗目。ナポリがイグアイン弾で宿敵下す

text by 編集部 photo by Getty Images

ユーベ、早くも今季3敗目。ナポリがイグアイン弾で宿敵下す
決勝ゴールを決めたゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】

【ナポリ 2-1 ユベントス セリエA 第6節】

 イタリア・セリエAが現地時間の26日行なわれ、ユベントスはアウェイでナポリと対戦した。

 前節は最下位フロジノーネにセリエA初勝点を献上する引き分けを演じ、13位と沈むユベントス。一方、ナポリは布陣をマウリツィオ・サッキ監督の信望する4-3-1-2から選手の特性に合わせた4-3-3へと変更し調子を上げている。

 この日のユベントスはエルナネスをアンカーに置き、トップ下をペレイラが担う4-3-1-2を選択。前線にはディバラとザザを投入する。ナポリはインシーニェ、イグアイン、カジェホンの3トップという好調のメンバーで挑んだ。

 開始から試合の主導権を握るのはナポリ。前線からのプレスでユベントスの組み立てを阻害していく。すると26分、絶好調のインシーニェが素晴らしい先制点を決める。イグアインとのワンツーでバイタルエリアに侵入すると、狙いすましたシュートをゴール左隅に決めた。

 しかし、そのインシーニェがアクシデントに見舞われる。ロングボールを追うなかで筋肉を負傷。40分にメルテンスとの交代を余儀なくされる。それでも、62分にアルゼンチン代表から落選したイグアインが鬱憤を晴らすような豪快なシュートを決めて追加点を奪う。

 リードを2点に広げられたユベントスだが、ここから反撃を開始する。直後の63分、左サイドを抜けだしたディバラのクロスをファーサイドのレミナが押し込んで1点を返すと、次々とチャンスを作っていく。

 押し込まれたくないサッリ監督はイグアインに替えてガッビアディーニ、ハムシクに替えてダビ・ロペスを投入する。これで運動量を取り戻したナポリは再び前線からプレッシングを仕掛けてユベントスに攻撃を作らせない。

 試合はこのまま2-1で終了。ナポリが宿敵ユベントスに勝利を収めた。一方、ユベントスは今季早くもセリエAで3敗目を喫した。

【得点者】
26分 1-0 インシーニェ(ナポリ)
62分 2-0 イグアイン(ナポリ)
63分 2-1 レミナ(ユベントス)

【了】

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