ネマニャ・ヴィディッチ【写真:Getty Images】
今年8月にヘルニアの手術を受け離脱中の元セルビア代表DFネマニャ・ヴィディッチがアメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)参戦に迫っているという。母国のメディア『セルビア国営放送』が伝えた。
長友佑都とともにインテルに所属するヴィディッチは、昨季加入後にイタリアサッカーへの順応に苦しみ、今季は長期離脱中ということもあって構想外の状態になっている。
そこでインテルのエリック・トヒル会長は、自身が共同オーナーを務めるMLSのDCユナイテッドへヴィディッチを移籍させることで、チームにとっても選手にとってもベストな選択肢を提示しようとしている。
この取引がまとまればDCユナイテッドは経験豊富なビッグネームで戦力を強化でき、インテルは高額なヴィディッチの給与を節約できる。同選手の復帰はクリスマス以降が濃厚で、MLSの新シーズンが開幕する3月に向けて冬の市場で具体的な移籍交渉が動き始める見込みだ。
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