佐藤寿人【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ2ndステージ第12節が26日に行われ、サンフレッチェ広島はアウェイで清水エスパルスと対戦した。
この試合に先発出場した広島の佐藤寿人は、ゴールを挙げればJ1通算157得点目となり、現在JFLのアスルクラロ沼津に所属する中山雅史の持つ歴代最多記録に並ぶため、大きな期待が寄せられていた。
しかし浅野拓磨と交代してピッチを退く59分までにゴールネットを揺らせず、記録達成は次節以降に持ち越しとなっている。
広島は鄭大世に1得点を許したものの、途中出場の浅野が2得点を奪い、ドウグラス、柏好文、水本裕貴にもゴールが生まれて1-5の大勝を収めている。シーズンも残り5試合となり、敗れた清水はJ1残留がより厳しくなった。
佐藤は次節ホームFC東京戦での記録達成を目指す。現在3試合ゴールから遠ざかっているが、地元のファンの前で新たな歴史を作ることができるだろうか。
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