多額の金額を支払うことに意味があるのだろうか?
シティの移籍金を見てみると、オタメンディに4500万ユーロ、スターリングに6200万ユーロ、デ・ブライネには7000万ユーロ以上を費やしている。プレミアリーグは多額の放映権料で儲けており、上手くいっているし成功している。昇格組のクラブでもイタリアのトップクラブと変わらない額を持っている。
それだけのお金を選手に支払うことに意味はあるのだろうか? 彼らはクオリティを備えた選手たちだが、価値に見合っているのだろうか? ユナイテッドは2人の若い選手に高額な移籍金を投じた。これはふさわしい価値だっただろうか?
僕もそれには同意だ。イングランドのクラブは選手にお金を使いすぎている。それは100%間違いない。プレミアリーグはクラブに対しイングランド人選手を一定以上保有するようなルールを作ったため、イングランド人選手がより貴重になった。スターリングにあれだけの額が支払われた理由だね。
海外のクラブはそれを知っているから選手の値段を吊り上げ、イングランドのクラブは多額を支払う。彼らが愚かということではない。プレミアリーグが世界で最も裕福なリーグで世界最高額の給料をもらえることを知っていれば、選手たちは自らの値段を上げるだろう。
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