未勝利のホッフェンハイムの気迫に押されたドルトムント
ボルシア・ドルトムントにとって“小休止”となった。2015年9月23日のブンデスリーガ第6節、BVBはホッフェンハイムのアウェイを1-1のスコアで終える。ドローという結果について、監督トーマス・トゥヘルは「今夜の試合を落としたと感じる必要はない」と話した。
レバークーゼン戦から中2日で臨んだドルトムントは、中盤のメンバーが1人変わり、またロイスが先発となった。ギュンドアンではなく、カストロが先発する。つまり中盤の構成は香川真司、バイグル、カストロの3人だ。
今季まだ勝ち星のないホッフェンハイムは、ドルトムントに対して4-4-2で引き気味に守る。そしてハードワークを厭わない。フォラントとバルガスのFWは、CBフンメルスに激しくチェックに行く。香川は「相手も勝っていない分、ホームで気合が入っていた」と感じた。
それでもまず優勢にゲームを進めたのはドルトムントだった。8分、オーバメヤンが右サイドでビキャクチッチに1対1を挑む。ビキャクチッチはスピードで振り切られ、オーバメヤンを倒す。イエローカードを貰う。
しかしなかなかゴールネットを揺することが出来ない。香川は「ポゼッションをする中で、相手の嫌な所を突くことが出来なかった」と振り返る。22分。カストロから左サイドのシュメルツァーへ。シュメルツァーのクロスに、オーバメヤンがシュートを打とうとするが、タイミングが合わない。
次第にホッフェンハイムが攻勢に出る。33分には、カストロからギンターへのパスを、トリアンとポランスキの2人掛かりで奪う。最後はトリアンに左サイドからのクロスを許している。