「切り替えが大事」。気を引き締める香川
ホッフェンハイムの現状について、『キッカー』誌は「かつてのTSGのトレードマークである攻守の切り替えが機能していない。ミッドフィールドとFWとの距離が開き過ぎている」と分析する。同誌に対して、プロサッカー部長のアレクサンダー・ローゼン氏はこうコメントを残した。
「今次のような問いがある:ボード上のすべてを投げ出すのか、それともディテールの中で変更できることを確かめるのか?
メンバー編成か戦術か、まるで昨季のドルトムントのようにホッフェンハイムは揺れているのだ。
そんな時に“今季の”ドルトムントがやって来る。GKバウマンは、ドルトムント戦を前に意気込む。
「僕たちはホームでプレーする。結果を残すつもりだ。僕たちにとっては、プレーを安定させて自信をちょっとずつ掴めるか、それが問題なんだ」
『キッカー』誌は、ホッフェンハイム戦のBVBの先発予想を次のとおりとした。
【GK】ビュルキ、【DF】ギンター、ソクラティス、フンメルス、シュメルツァー、【MF】バイグル、ギュンドアン、香川、ロイス、ムヒタリヤン、【FW】オーバメヤン。
香川真司は、1G1Aのレバークーゼン戦に続いての先発予想である。また離脱していたロイスは、同試合から再びベンチ入りした。代わりに先発したホフマンが1Gの活躍を見せ、ホフマンと交代で入ったヤヌザイも奮戦したため、レバークーゼン戦では出番はなかった。ジンスハイムの田舎町で、“ファンタスティック4”は再び顔を揃えるか。
香川はホッフェンハイム戦に向けて、また次のように話した。
「しっかりと次の試合に向けて、切り替えが大事だと思う」
気持ちを新たに、ドルトムントも「結果を残すつもり」だ。置かれている状況は違えど、それはホッフェンハイムと何も変わらない。
【了】