勝利したアーセナル戦を振り返るMFセスク・ファブレガス【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するスペイン代表MFセスク・ファブレガスが、勝利したアーセナル戦を振り返って自信をのぞかせた。21日にクラブのオフィシャルサイトでコメントを発表している。
チェルシーは19日にアーセナルと対戦した。前半序盤はお互いに膠着した展開となったが前半終了間際に事態が一変する。競り合いの場面でロラン・コシエルニーの顔にジエゴ・コスタの手が当たったことで口論に発展。ガブリエルが止めに入ったものの、事態がさらに酷くなり、最後はガブリエルにレッドカードが提示され退場を命じられることになる。
一人多い状況となったチェルシーは、53分にクルト・ズマのゴールで先制点を奪うと、後半終了間際にもエデン・アザールが追加点を挙げ、2-0で勝利した。荒れに荒れた展開となったが、2003年から8年間アーセナルでプレーしたセスクは「何より勝ててよかったよ」と古巣との一戦での勝利を喜び、チェルシーの今後の展望について自信をのぞかせている。
「どんなチームだってシーズンを戦う中で不調の時期はある。もうあれが最後だと信じたいね。ここからチームは上昇していくよ。最高のシーズンの幕開けにしたい」
今季は低調な滑り出しをみせたチェルシーも、チャンピオンズリーグ(CL)マッカビ・テルアビブ戦と今節のアーセナル戦で2連勝を飾り、上昇気流に乗り始めた。セスクが言うように、昨季リーグ戦王者のチェルシー快進撃はこれから始まるのかもしれない。
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