ミランのトップ下を務める本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランの名誉会長を務めるシルビオ・ベルルスコーニ氏は、イタリア代表FWマリオ・バロテッリのトップ下を望んでいるようだ。20日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
週末のパレルモ戦で3-2と辛勝したミラン。本田はこの試合でもトップ下として先発出場を果たした。守備面では一定の評価を得ている同選手だが、攻撃面での貢献が少ないことで現地メディアとファンから不満を買っている。
ベルルスコーニ会長は今夏ミランに復帰したバロテッリについて聞かれると「マリオはトップ下もできる」とポジション変更の希望を示唆した。また、「(カルロス・)バッカは非常に好きな選手だ。(リッカルド・)モントリーボはアンドレア・ピルロのようにプレーしているね」と好調を維持する選手たちを称賛している。
一方で、夏の移籍市場について獲得が報じられていた数名の選手について次のように言及している。
「イブラ(ズラタン・イブラヒモビッチ)は復帰を望んでいたよ。(パウロ・)ディバラを取り逃がしたことは後悔だ。ジョフレイ・コンドグビアを3500万ユーロ(約47億円)で獲得しなくて賢明だった」
周囲からの批判とは対照的に、シニシャ・ミハイロビッチ監督からの信頼は厚い本田。果たして、今後も先発出場を続けることはできるのだろうか。
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