ルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
FIFAからの補強禁止処分中ながら負傷者続出で危機的状況に立たされているバルセロナ。16日のチャンピオンズリーグ(CL)開幕戦では若手のラフィーニャが今季絶望の重傷を負ってチームで6人目の欠場者となった。
しかし、ルイス・エンリケ監督は現状に何ら不安を感じていない。20日のレバンテ戦を前にした記者会見で「我々にはシーズンの中で発生する問題やネガティブな状況を克服できるメンバーが揃っている」とチーム力に自信を見せた。
ラフィーニャの負傷について「本当に悲しい。誰にもこんな負傷をしてほしいとは思わない」と嘆いたが、「我々のBチームにはジェラール・グンバウのような面白い選手たちがいる。彼らを引き上げてくればいい」とパワーダウンがないことを強調する。
一方で補強禁止の中でも負傷者続出という特例を使って選手を補強するのではと報じられていた。それに対しL・エンリケ監督は「これまでの我々には運がなさすぎた。私には自信がない。要求してもFIFAは明らかにNOと言うだろうね」と緊急補強の可能性を否定した。
トーマス・ヴェルメーレンやダニエウ・アウベス、ドウグラスといった守備陣に負傷が相次ぐバルサは、過密日程が続く中でどんな解決策を用意しているのだろうか。
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