現地紙は本田の判断の遅さを指摘
パレルモ戦から一夜明けた20日、地元紙は本田圭佑に対し及第点か、それを下回る評価を下した。寸評の中ではプレースピードの遅さや攻撃面での存在感の希薄さを指摘される一方で、リフティングからのループシュートを放ったプレーを評価しているところもあった。
各紙の評価及び評点は以下の通り。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』 5(最低点)
「問題はいつも同じだ。ボールを収めるにしても、顔を上げるにしても時間をかけ過ぎる。こうして味方の動きを無駄にする」
『コリエレ・デッロ・スポルト』 6
「この日本人は、攻撃よりも守備に傾倒することを確約した。唯一の例外は前半で、エリア外で2度にわたるリフティングからループシュートを放ちクロスバーをかすめている。闘って、苦しみ、そして自らに対しても怒っていた」
『トゥットスポルト』 5.5
「影になっており、このミランにおいてトップ下の役割は簡単ではないことを印象付けた。数度のドリブル、一度の弱々しいシュートがあり、あとは観客からのブーイングがあった」
『ラ・レプッブリカ』 6
「リフティングからループシュートを放ち、クロスバーをかすめる。このプレーに見るように、2トップをサポートしながら良いパフォーマンスを展開していた」
『コリエレ・デッラ・セーラ』 6
「幾分多く好プレーを展開したのち、たくさんの休憩があった」
【了】