トップ下の定位置確保に苦戦している日本代表FW本田圭佑【写真:Getty Images】
ミランを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は、日本代表FW本田圭佑に対して期待を寄せているようだ。18日、イタリア『ミランライブ.it』が報じている。
本田はイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラやMFスソとトップ下のポジションを争っており、定位置確保には至っていない。本田のプレーに関して批判も多いが、ミハイロビッチ監督はそれほど悪いプレーをしているとは思っていないようだ。
「私は司令塔のアイデアを持っているが、現時点で言うことはできない。私は本田が酷いプレーをしているとは思わない。彼は攻撃面に関して十分な仕事はこなせていないが、私はよくやってくれていると思っている」
ミハイロビッチ監督は3人の選手を流動的に使い、どの選手がチームの戦術に適しているかを模索している段階にある。ボナヴェントゥーラについては他のポジションで起用することも試していた。
様々なアイデアを試行錯誤しているだけに、リーグ戦も1勝2敗と調子が上がらないが、反対に本田にとってはアピールをするチャンスということもできそうだ。
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