【スペイン】カメラマンに転倒させられたシリア人男性、実は元監督だった!?
オサマ・アブドゥル・モフセン氏【写真:Getty Images】
シリアから多くの難民が押し寄せているハンガリー南部のレスケで、地元インターネット放送局の女性カメラマンが子供を抱える1人のシリア人男性の足を引っかけ、転倒させたことが大きく報道された。
実はこの男性は、シリア1部のアル・フトワで監督を務めていたこともあるオサマ・アブドゥル・モフセン氏であったことが判明。16日にスペインの首都マドリードに到着すると、マドリード郊外にあるサッカーコーチ養成学校「セナフェ」に雇用された。
オサマ氏は多言語を話すことができ、今後はサッカーコーチとして生徒を指導していくことになるという。イタリアサッカー監督協会もオサマ氏の受け入れを検討しているという報道もあり、多くの手が差し伸べられている。
スペインで新たなキャリアをスタートさせるオサマ氏。彼の指導により、今後どんな選手が生まれるのだろうか。
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